Cross Marketing Group
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日本企業の海外進出を リサーチの力で支えたい

Naoki.H

Interview

[ 2009年|中途入社 ]

株式会社クロス・マーケティング

リサーチソリューション本部
副本部長

Naoki.H

Interview1

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日本の“いいもの”を
世界に向けて
発信したい

キャリアビジョンを固めたのは20歳の時。当時日本はすでに少子高齢化が進み、食料自給率も低く、貿易で成り立っている国と認識されていました。そんな中で海外を旅するうちに漠然と湧き上がってきたのが、未来の日本に貢献したいという気持ちです。

未来の日本に自分が仕事で貢献できることといったら何か。世界各国を回り、いろんな文化に触れながら出した結論は「日本の“いいもの”を海外に発信していくこと」でした。そこでアメリカの大学で国際ビジネスとマーケティングを学びます。

帰国後、まずは民間のシンクタンクに就職。企業リサーチについて4年間経験を重ねました。その後、日本から海外に向けて発信するならコンテンツビジネスが最適と考えて、自主的に出版社に企画を持ち込むなどの転職活動を開始したんです。

ところが出版はレガシーな業界。なかなか進捗しません。そんなときたまたまエージェントから紹介されたクロス・マーケティングに留学時代の友人が在籍していることが判明。いい会社だよ、の声に背中を押されて選考を受けると実にスムーズに内定まで進みます。

もともと漫画やアニメがやりたいわけではなく、日本のいいものを世界に発信する、という文脈の上ではコンテンツが企業に変わっても問題はありません。リサーチの分野から海外進出を目論む企業を支援することもできるのでは、と思い、入社を決意しました。

Interview2

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全ては
グローバル案件を
成功させるために

入社したのが32歳。マーケティングリサーチャーとしてのデビューは遅咲きです。とにかく実践あるのみでどんな案件にも手を挙げました。人が嫌がるもの、難易度の高いもの…経験値を積んで4年目あたりからはグローバル案件を増やせる実力を付けました。

僕自身はリサーチャーとしては一般的なタイプではありません。リサーチや統計が好きなわけでなく、あくまでビジネスを成功させるためのツールとしてリサーチをマスターしている。なにせリサーチのベースができていないとグローバルには飛べませんからね。

リサーチ案件の対象は大きくわけて国内と海外。ただ、海外企業からの調査依頼はグループ内のKadenceが担当。僕らは国内企業の海外進出におけるリサーチ支援を手掛けています。日本の企業が海外でのビジネスを成功させるための手段としてのリサーチですね。

たとえば日本で50年間業界のトップを走る企業でも、海外ではその国の消費者をわからなければ全く売ることができません。日本での長年の知識や経験がほとんど役に立たないこともある。その上、海外のマーケティングが得意ではない企業も少なくないのです。

だから僕が海外市場に詳しければ国内50年の歴史ある大手に対しても対等に渡り合える。海外で支援できる知識を身に着けてリサーチという手法で日本企業をリードできたら、いわゆる下請けの調査会社ではなくパートナーという立場で仕事ができるんですよね。

Interview3

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この会社を
選んでよかったと
思われる組織を

グローバルリサーチは現場担当者の熱量が国内とは大きく異なります。海外市場の開拓はそれだけアグレッシブなミッションですからね。そうしたクライアントの状況を理解しながら寄り添うことが、頼られるリサーチャーのはじめの一歩ではないでしょうか。

最近ではリサーチソリューション本部の副本部長に加えて若手社員を育成する部署の部長も兼務。新卒3年目までと中途採用の社員が最初に配属されるチームで、若手の実力をボトムアップするとともに長く働きたいと思える環境づくりに取り組んでいます。

常に心がけているのは、社会人の先輩として気づきを与えられるコミュニケーションを取ることです。仕事には直結しないかも知れないけど、個人的な経験談を若い世代に伝えることで仕事の意義や自分の将来像などを見出すことにつながればいいなと思って。

リサーチの技術を教えるのは難しいことではありません。でも本当の意味でこの会社に入って良かったと思ってもらうには、やりがいやモチベーションを持てる環境が必要。ここでなら成長できる、という風土の醸成が僕のもう一つのミッションなんです。

おかげで最近は離職する人の理由に変化が見られます。もともとの自分の夢を叶えたいからとか、ロンドンの難関美大にポートフォリオを送ったら合格したとか。自分のやりたいことのために次のステップに進むのであれば関係性も続くし、応援もできますから。

Interview4

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すごく売れる
商品をつくるより
人を育てること

世界の経済状況も日本の景気もテクノロジーの進化も、どんどん状況が変わっていきます。そんな中でも自分たちが提供する価値を未来に向けてドライブさせるには、社長や本部長が何かを決めて現場に下ろすトップダウンでは間に合いません。

できるだけ多くのメンバーが自分のモチベーションを保ちつつ、主体性を持って自社やクライアントの未来を作ることに積極的に取り組む必要があると思います。タスクオリエンテッドではなく、課題感ややりたいことを見出して推進する人を増やすべきなんです。

楽しむことは強制できないけど、どうせなら楽しく働きたいじゃないですか。それを誰かにお膳立てしてもらうのではなく自分で環境を作っていける人。ポジティブな発想で物事を楽しめる人。そんな人と一緒に仕事をしたいですね。新卒でも中途でも同じです。

どこまでいっても会社は人で出来ています。すごく売れるサービスやプロダクトを開発するよりも人を育てることで生まれる未来の可能性のほうが大きいと個人的には思っています。そのためには成長実感を得られる仕事であり、組織が必要なんですよね。

グローバルで日本企業を支援する目的で入社して15年。もちろん当初の想いはいまも変わっていません。でもせっかく入社してくれた仲間たちに、この会社を選んで良かったと思ってほしい気持ちも強くなりつつある。バランスを大事にしたいですね。

※役職や所属組織などを含む社員プロフィールおよび、インタビュー内容は取材時点の情報となります。
※所属組織名称などは2024年12月時点の情報となります。

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